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お知らせ

ブログ2021/06/26

リカバリーワークブック シェアリング ~みなさんでリカバリーワークブックをお使いください!~

近年、精神科における心理教育プログラムは、IMR(疾病教育とリカバリー)の発展に伴い、リカバリーに重点が置かれるようになってきました。最近では、リカバリ―カレッジの取り組みが拡がりを見せつつあり、メンタルヘルスに関する知識は、専門職が当事者に教えるだけのものではなくなってきていると言えます。

これまで、あいメンタルクリニックリカバリーセンターでは、「リカバリーワークブック」を作成し、これを使ったプログラムを実施してきました。このワークブックは、IMRをはじめとした複数のワークブックや書籍等のさまざまな資料を参考に、私たちのフィールドで実践しやすいように工夫し、作成したものです。

一方、それぞれの現場では、それぞれにプログラムを受ける方の特性が違います。また、実施する方の職種や経験年数などといった背景も様々ですし、プログラムに与えられている時間も場所も違います。そのため、形式が決まったワークブックでは、使い勝手の悪さが生じてしまいます。同じエビデンスを共有しつつも、その形式は、それぞれの現場ごとで違っている方が自然であると言えるのです。

そこで、私たちの作った「リカバリーワークブック」をwordファイルで共有し、みなさまにも、ご自身の支援の現場でも使えるものにブラッシュアップして、支援にお役立て頂けないかと考えました。

リカバリー支援は、仲間と共に実践して頂くことで効果が発揮されると言われております。ワークブックは少なくとも2人以上で使うようにして、対話を大切にしましょう。

そして私たちもこの先、当事者と専門職との共同創造(コ・プロダクション:Co-production)によって、どんどんこのワークブックのブラッシュアップを図っていかなければなりません。また、内容が大きく外れ、エビデンスに基づかない管理的なワークブックになっていかないよう、フィディリティ尺度を用いた評価も必要です。

そんなわけで、この取り組みをみなさまと一緒にやっていくために、私たちのリカバリーワークブックのPDFを参考までに、張り付けておきました。下記の連絡先まで、ご連絡をいただければwordファイルをお渡しします。その後は、ご自由に手を加えるなりでそれぞれの現場でご活用頂ければと思います。また、ファイルを共有した仲間で、オンラインによる交流が図れる機会を設けていきたいと考えております。今後とも、よろしくお願いします。

 

<活用方法の例>

①外来治療やデイケアにおけるIMR実践として。

IMRを名乗るには、フェディリティ評価を受ける必要があります)

②治療の場における個別・集団介入のツールとして。

③リカバリーカレッジの教科書として。

④当事者会や家族会などのグループにおける勉強会資料として。


 

あいメンタルクリニックリカバリーワークブック(2021.1)

池田朋広:ikeda-t@takasaki-u.ac.jp