お知らせ01

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お知らせ

ブログ2020/12/12

Recoveryという名のもとに


皆さま、こんにちは。非常勤職員の池田です。

先日、増川ねてるさんが、当リカバリーセンターに来られ、WRAP(Wellness Recovery Action Plan)を実施してくださいました。ご存知の方もおられるかと思いますが、ねてるさんは、精神疾患を持つ当事者であり、自身の経験を基にWRAP®アドバンスレベル ファシリテーターとしてご活躍されております。

ねてるさんのWRAPプログラムの様子については、別の機会にお預けすることと致しまして、今回は、当センターの名称にもなっている「Recovery(リカバリー)」のお話しをちょっとだけさせてください。

Recoveryとは、「人が健康と活力(元気)を改善させ、自律した生活を送り、自分の全ての可能性(full potential)に到達するよう努力をするときの、変化のひとつの過程(a process of change)である。」とされています。これは、 SAMHSA;Substance Abuse and Mental Health Services Administration(米国薬物乱用精神保健管理局)の作成した「SAMHSA’s WORKING DEFINITION OF RECOVERY(サムサのリカバリー定義)」によるものです。

この定義には、Recoveryをサポートするために4つの要件があげられています。① 健康(Health):病気や症状を克服または管理し、 身体的および感情的に「よい感じの状態(well-being)」を保てるように、適切な情報に基づいた、健康的な選択を行うこと。②家(Home):安全な暮らしの場が確保されていること。③目的(Purpose):有意義な日常の活動を行っている(学業・仕事・社会奉仕活動など)ことと、 社会参加するための自立した収入や資源を持っていること。④仲間(Community):サポート、友情、愛、そして希望を与えてくれる人との関係とソーシャルネットワークを持っていることです。

当センターでは、①健康に焦点をあて、④サポート、友情、希望を与えてくれる人たちと、③有意義な日常活動を送ることを目的として、支援を提供しております。大切なのは、私たちが皆平等に、この生き辛い世の中を、日々生き抜いている仲間だということ。仲間とともに、自身が心身ともに健康で「よい感じの状態」を保つための方法について、建設的且つ前向きに話し合っていければいいな〜と思うわけです。

皆さんも、そんな仲間を探しに、当センターを訪れてみて頂ければと思います。リカバリーセンターは、心が傷ついてしまったり疲れてしまった方に、小さな希望をみつけてもらう場所になっております。

<右から3番目 増川ねてるさん>

参考文献:SAMHSA’s WORKING DEFINITION OF RECOVERY

https://store.samhsa.gov/product/SAMHSA-s-Working-Definition-of-Recovery/PEP12-RECDEF 2012.<Study Notes 2020 / @Neteru Masukawa>

池田朋広